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NPO法人HAPP・事務局長の西澤さんを取材しました!▽*∵*▽ 2016/07/30


 7月30日(土)、特定非営利活動法人 動物愛護社会化推進協会(以下 NPO法人HAPP)・事務局長の西澤さんにお会いし、お話を伺いました。

♣ NPO法人HAPPの紹介

 NPO法人HAPPは2007年のIAHAIO(人と動物の関係に関する国際会議)東京大会をきっかけに設立されました。 設立の目的は、動物を「正しく」飼養することができる飼い主を増やし、社会の諸問題を解決していくこと。

 人と家庭動物との理想的な共生社会を実現させるため、一般の飼い主だけではなく家庭動物を飼っていない (これから飼う予定のある)人へも「広く情報を発信」しています。NPO法人HAPPは行政や獣医師会、各学会などの「産」「官」「学」の協力体制を構築する ための調査活動やシンポジウム等の主催にとどまらず、主な活動として「動物愛護社会化検定」を実施するなど、社会づくりに幅広く貢献していらっしゃいます。

♣ 動物愛護社会化検定の紹介

 動物愛護社会化検定は基礎級試験(別名:犬の飼い主検定)のほか、専門級もあり、受験者は取得目的に添って資格級を選択することができます。 これまで1万人以上の合格者をだしているそうです。試験に合格すると、NPO法人HAPPより「合格証」と「合格カード」が送られます。

※動物愛護社会化検定の各資料に掲載されているNPO法人HAPPオリジナルキャラクターは、「SUICAのペンギン」を描いた絵本作家・イラストレーターの坂崎千春さんが描かれたものだそうです。 とても可愛いです..!


次回は12月3日に開催予定です。

 動物愛護社会化検定の申し込みはこちらから


♣ NPO法人HAPPの目指していること

 動物愛護社会化検定で出題される問は、犬の飼い方や世話の仕方、メディカルケア、関連の法規、マナーやルールについて、等。 受験者は各分野を網羅した幅広い知識を身に付けることができます。

「家庭動物は私たちの良きパートナーであり、家庭動物と暮らすことで私たちは様々な喜び・素晴らしい恩恵を受けることができます。 本来、動物を飼うのは自由であるべきだとは思いますが、『人と動物・自然との調和のとれた社会づくり』を具体化していくためには動物を飼養することに 伴う飼い主責任の所在を明確にすることが重要です。飼い主が最低限知っておくべき知識を学ぶひとつの機会として、 動物愛護社会化検定を活用していって欲しいと思います。」

動物愛護社会化検定

動物愛護社会化検定は、日本全国の愛犬家だけではなく、将来飼い主と直接接する機会があるであろう動物看護師やトリマーなどの (※授業として法律や歴史背景等をあまり扱うことのない)専門学校などでも活用されているそうです。

♣ 最後に、学生に向けてメッセージ・・・

 「動物の業界は狭く、活動を続けていると視野が狭まってしまう傾向があります。 全国には様々な形態の動物愛護団体が存在しますが、様々な人の話を聞くなかで情報を見極めるリテラシー能力を高めることが重要です。 学生の間にたくさん知識を得、ニュートラルな立場でどんどん視野を広げていってください。」


 <特定非営利活動法人 動物愛護社会化推進協会>

 HP:http://happ.or.jp/

 Facebook:https://www.facebook.com/NPO.Happ/



 事務局長・西澤さんのお話を伺い、幅広い視野で現状を捉え、得た知識を使って自らの専門・興味分野や将来の職業とリンクさせて自分に できることを考え、アイデアを周りと共有し協力して実行できる、そんな素敵な社会人になりたいと思いました!西澤さん、ありがとうございました!


以上

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