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一般社団法人RENSA代表理事の齋藤さんを取材しました!▽*∵*▽ 2016/09/27


 9月27日(火)、一般社団法人RENSA(以下RENSA)代表理事の齋藤さんにお会いし、お話を伺いました。

♣ 一般社団法人RENSAの紹介

 代表理事の齋藤さんは猫を「拾う」だけではなく、猫を「シェルターから引き取ることができる」方法を知ったことがきっかけで、「ペットショップで犬や猫を買うのと同じくらい当たり前に、シェルターから保護犬・猫を引取るという選択肢を広めていきたい」という思いを抱き、2013年に一般社団法人RENSAを設立されました。

 現在は、「飼いたいと飼えるは違う」という考えのもと、飼う前に必要な知識を提供するための活動だけではなく、保護犬・保護猫を迎え入れた飼い主が動物病院で初回限定無料ケアサービスを受けられる「保護犬・保護猫サービス」や、飲料を買うという何気ない暮らしの一部が寄付になる募金型の「チャリティー自動販売機」を全国で展開。また、譲渡という選択肢を広めるきっかけとして、「癒しフェア in 東京ビックサイト」に出展し保護犬・保護猫との「ふれあい」のブースを設けるなど、「買う」から「里親になる」という文化を広める為に幅広い分野で活躍しています。

♣ 「動物保護=ボランティア」という偏見をなくしたい

 殺処分0の実現には「継続すること」が重要で、事業を継続するためには対価を払う仕組みをつくっていく必要がある。その思いから齋藤さんは犬猫が好きな人や、もともと殺処分問題に興味のある人以外も広く寄付に参加することができる仕組みをつくりたいと考え、企業を巻き込んだビジネスモデルを実現させました。

 しかし、その活動を取材・報道された当時はたくさんの批判を受けながらの活動となったそうです。「動物保護=ボランティア」という偏見があることで、現場の保護譲渡活動をせずにお金を稼いでいることへ非難する声が多かったのだとか。しかし、殺処分される犬や猫からしたらそのような批判の対象は問題ではなく、本来は支援のあり方にいろんなかたちがあっていいはずだ、と齋藤さんはいいます。

♣ 誰でも寄付できる仕組みを全国に広げたい

 企業を巻き込んだ寄付のビジネスモデルをつくりあげた齋藤さんは、さらに動物愛護・保護に理解のある管理職へだけではなく、企業に属している社員にまで活動参加の機会を広げるために、普段の飲料を購入する行動が命を繋げることができる「チャリティー自動販売機」設置事業を展開しました。現在RENSAが応援している団体は全国で10団体。寄付先は設置主の自由で10団体に均等分配も出来れば、一つの団体に寄付することも出来ます。 勿論、RENSAの応援団体以外でも可能です。

 「チャリティー自動販売機」の設置に必要なのは、新聞紙を広げたぐらいのスペースと100Vの電源だけ。自動販売機のラッピングは設置主が自由に定めることができ、世界に一つのオリジナル自動販売機を設置することができます。売上の一部を寄付する形をとっており、寄付金によって応援している保護団体の安定した活動を手助けしています。現在、自動販売機は北は北海道、西は大阪まで全国へ設置されているそうです。


チャリティー自動販売機

 「チャリティー自動販売機」の問い合わせはこちらから


♣ 保護団体の足並みを揃えることでより「引き取る」の機会を広げていきたい

 譲渡に関心がある人であっても、犬猫の譲渡団体の審査が厳しいと感じて、ペットショップで犬猫を買うことを選択する人もいる。保護団体同士の足並みが揃えば「偏見」はなくなると思う。そこを少しでも繋いでいける取組みをしていく。そして「里親になる」という選択肢が当たり前になるような活動をやっていきたい、と齋藤さんはいいます。


 <一般社団法人RENSA>

 HP:http://www.rensa.or.jp/

 Facebook:https://www.facebook.com/rensa2013/



 RENSAのチャリティー自動販売機は動物が好きな人向けにアピールするだけではなく、何気なく飲料を買ってくれた人に保護犬保護猫の存在を知る「きっかけ」を与えることができる素晴らしい取組みだと感じました。
 興味のある方は是非RENSA様へお問い合わせください。

 また、この度APoNeとRENSAでコラボイベントを企画することになりました。
 こちらの詳細は、追って報告します。ご期待ください!


以上

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